新潟県の2021年産主食用米の生産目標は前年比7万5,400t減の52万tに。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で外食需要が減り、民間在庫が増加していることを踏まえ、新潟県は2021年度主食用米の県生産目標を52万t、面積に換算して9万5,500haに設定。

県生産目標は、全国の適正生産量(693万t)に過去5年平均の県需要シェア(7.5%)をかけ合わせて設定。前年比7万5,400t(12.5%)減、面積換算で同1万1,200ha(10.5%)減とした。県独自の生産目標を設定しはじめた2018年以降で最大の減少率。
非主食用米の生産目標は面積のみ提示。加工用米は3,944ha拡大の9,000ha。米粉用米は805ha拡大の2,500ha。新市場開拓用米は1,366ha拡大の2,500ha。飼料用米は3,124ha拡大の5,000haを目標とするなど、すべての用途での面積拡大を掲げる。
非主食用米への転換に対して、国の支援のほか県独自の支援として、10aあたり5,000円の支援策を用意している。

参考リンク:新潟県版マンスリーレポート