食の「健康志向」は過去最高の強さ。「手作り志向」と「国産志向」は弱まる

日本政策金融公庫が2019年1月に行った消費者動向調査の結果を公開。

食の志向は「健康志向」、「経済性志向」が上昇傾向にあり、特に健康志向が過去最高。
一方、「国産志向」「美食志向」「手作り志向」はいずれも低下、特に「手作り志向」と「国産志向」は3半期以上低下している。
さらに、国産食品と輸入食品に対するイメージにも変化が見られた。
輸入食品を価格が安いと感じる割合が調査開始以降で最も低い値になった。一方、輸入食品の安全面に対するイメージは改善されていた。
加えて国産食品に対する「高い」「安全」「おいしい」「見た目が良い」といった従来のイメージは低下傾向にあり、国産食品と輸入食品のイメージの差は縮小傾向にある。