20 代男性の朝食は「ごはん」が人気(72.7%)。 一方、60 代男性は「パン」が人気71.2%、女性も全体的に「パン」派(82.3%)

昭和世代と平成世代の「食に対する意識の違い、食生活の違い」の比較調査。

農林中央金庫が20 代、40 代、60 代の食に対する意識の違いと世代間の食生活を比較調査した結果、「朝食」について男性 20 代は「ごはん」(72.7%)派が多く、同 60 代は「パン」(71.2%)派が多いのに対し、女性は全体的に「パン」派で、20 代 では8割以上(82.3%)になる。
「昼食」は「家で弁当を作ってもらう」のはほぼ男性のみに対し、「自分で弁当を作っていく」のは大半が女性。「昼食」の平均予算は 650.2 円だった。
メニューは「ごはんとおかず(定食)」(63.2%)が定番。若い世代ほど「おにぎり」が好きで、 20 代女性 になると 6割超(62.1%)と一番人気。「夕食」は 40 代男性では 9 割以上が「家族に料理を用意してもらう」のに対し、40 代女性は 1 割以下。
「自分で料理を作る」男性は15%程度、女性は40 代以上になると「毎日調理をする」が 8 割を超える。40 代男性の7 割以上が調理をすることが「ほとんどない」のに対し、女性で 調理をすることが「ほとんどない」は皆無(0%)。
「食の安全」に関心があるのは20 代で7 割以上、60 代では 9 割。
好きだった「給食」では、男性 1 位が「カレーライス」、女性1 位は「揚げパン」だった。
子どもの頃の「ご馳走」となると、性別年代を問わずに「寿司」が1位、次点は 20 代と40 代男性は「ステーキ」、20 代と40 代の女性は「焼き肉」。60 代男性の 次点は「すき焼き」で、60 代女性の次点は「ちらし寿司、手巻き寿司」だった。
「平成に流行ったスイーツで好きなもの」1位は 「ティラミス」(47.5%)。20 代女性のトップは 「タピオカ」で 7 割以上の女性が好きと回答(74.2%)。
「平成最後の日に食べたい料理」だと、1位「寿司」、2位「焼き肉」、3位「ステーキ」という結果に。ここでも「寿司」は性別年代を問わず1位で次点は 20 代と 40 代は男女共に 「焼き肉」、60 代は男女共「ステーキ」だった。