3年計画で1,000台目標の共同購入トラクター、11月末までに目標を2倍に引き上げ。

JAグループが共同購入することで購入価格を引き下げた大型トラクター。3年計画で1,000台の目標に対し、2020年7月末の時点で1,824台と目標の2倍近い購入台数になった。11月末までに累計2,000台を目指す。

共同購入トラクターは、排気量3.3Lのエンジンを搭載した60馬力クラスの大型モデル。56Lの燃料タンクを搭載し、満タン給油でほぼ1日作業をすることが可能。共同購入することで、標準的な国内メーカー4社の同クラストラクターと比較して購入価格を25〜35%引き下げた。2018年10月からの3年間で1,000台の受注を計画。取り組み初年2018年10月〜2019年3月が848台。2019年度が762台。トラクターの取扱い台数も増え、2019年は8,792台と2017年との比較で10%の増加。
共同購入の注文締切りは11月末までで、販売目標を当初の倍にあたる2,000台を目指す。
今後、第2弾として28〜35馬力クラスの中型トラクターの共同購入を計画。国内メーカーに対し、生産者アンケートや意見交換を通じて把握したニーズをもとにした仕様を提示。2020年からの3カ年計画で2,000台の購入を目標としている。