農薬出荷、2019年度は数量減、金額は微増。
農薬工業会がまとめた2019農薬年度(2018年10月〜2019年9月)の出荷実績によると、数量は前年度比98.4%(-1.6%)の18万4,008トンと微減した。金額では同100.9%(+0.9%)の3,403億1,000万円と微増という結果になった。
作物別は、
・水稲:5万4,577トン(-2.4%)/1,142億3,700万円(-1.5%)
・野菜・畑作:7万6,644トン(-2%)/1,246億3,900万円(+2.2%)
・果樹:1万8,295トン(-1.4%)/472億600万円(-1.4%)
・その他:2万9,585トン(-0.3%)/451億9,000万円(+6%)
種類別は、
・殺虫剤:5万8,247トン(-3.7%)/959億5,700万円(-0.4%)
・殺菌剤:3万7,643トン(-0.8%)/7億4,700万円(+0.4%)
・殺虫殺菌剤:1万6,474トン(-6%)/335億7,600万円(-4%)
・除草剤:6万6,371トン(+0.4%)/1270億3,800万円(+3.5%)
・植物調整材:1,468トン(+4.3%)/51億9,900万円(+1.1%)
・殺そ剤:30トン(+3.4%)/4,400万円(+4.8%)
・補助剤:3,449トン(+5.4%)/30億4,000万円(+3.1%)
・その他※:51トン(+21.4%)/7億5,400万円(-1.2%)
※忌避剤、誘引剤など