外来害虫「ツマジロクサヨトウ」防除に農薬の変更登録実施。
アメリカ原産の外来害虫で、飼料用とうもろこしを中心に飼料用ソルガム、スイートコーンなどの被害が確認されている「ツマジロクサヨトウ」。これまで登録農薬がなかったが、変更登録が行われ、登録農薬のリストが発表された。
2019年7月に初めて国内で確認され、2019年末までに西日本を中心に21府県で発生が確認されているが、新規発生害虫のため登録農薬がなく、暫定的に防除効果が期待される農薬リストが公開されていた。2021年3月にツマジロクサヨトウ防除に使用できる農薬の登録が行われ、リストが公開された。
登録された農薬は、飼料用とうもろこし2種、子実用とうもろこし8種、未成熟とうもろこし5種、ヤングコーン1種、サトウキビ2種、ソルガム1種。
また、これまで使用できた農薬のうち、使用不可になる農薬のリストも合わせて発表された。
参考リンク:農林水産省