2023-05-10 / 最終更新日時 : 2023-05-01 tsunekawa ●テクノロジー コシヒカリ遺伝子から、高CO2下で多収になるイネを開発。 イネの穂数を増加させる新規遺伝子MP3を、「コシヒカリ」からはじめて同定。 多収品種「タカナリ」のMP3と入れ替えたイネを開発。将来予想される高CO2条件で試験栽培したところ、元品種より多収になることが確認された。 イネ […]
2021-06-27 / 最終更新日時 : 2021-06-16 tsunekawa ●テクノロジー 地球温暖化に適応し、生産性を向上させたイネ。 気温40度の高温環境下でも光合成能力を向上させる遺伝子組み換えを行なったイネが開発された。野生型イネと比較して、光合成速度で約20%、植物体重量で約26%の向上がみられた。 植物の生産性を決定する光合成は、気温が高くなる […]
2020-08-13 / 最終更新日時 : 2020-07-31 tsunekawa ●テクノロジー 植物の茎が伸長を開始する仕組みを、イネを使った実験で発見。 これまでは謎だった植物の茎が伸長を開始する仕組みについて、茎を伸ばす際にアクセル/ブレーキとなる因子を発見。今後イネ科の草丈を人為的に制御する技術への応用が期待される。 茎の長さは、植物の環境適応に深く関わる。イネやコム […]
2020-04-22 / 最終更新日時 : 2020-03-17 tsunekawa ●テクノロジー イネの光合成機能を増強。約3割の増収効果を確認。 イネや小麦など主要作物を増産するために、これまで多量の窒素肥料投与が行われてきたが、窒素肥料の多量投与は深刻な環境汚染の原因となる。急激な人口増加により世界的な食糧危機が懸念される中、環境問題と食糧問題を同時に解決するた […]
2020-04-13 / 最終更新日時 : 2020-03-11 tsunekawa ●テクノロジー イネの発達・登熟に、「細胞内自食作用(オートファジー)」の存在が不可欠であることを発見。 生物の細胞内でタンパク質や脂質を分解する、栄養リサイクルの仕組みであるオートファジー(細胞内自食作用)。近年、多くの生物の発生や分化の様々な段階で重要な役割を担うことが判明しているが、植物の種子形成における役割は未解明だ […]
2019-12-13 / 最終更新日時 : 2019-12-03 uemura ●テクノロジー イネがアルミ毒性に強い仕組みを解明。 筑波大学と岡山大学の共同研究チームは、イネの根から分泌されるペクチンがアルミニウムをブロックすることにより、その毒性を緩和する仕組みを明らかにした。 アルミニウムは、土壌が酸性になると植物に吸収され、その成長を阻害する。 […]
2019-12-06 / 最終更新日時 : 2019-11-25 uemura ●テクノロジー 遺伝子解析に新手法、稲の収量に関わる遺伝子の確認に成功。 イネの収量増加を目指し、遺伝子からのアプローチが多く行われている。龍谷大学、名古屋大学、理化学研究所の共同研究グループは、イネの収量に関わる遺伝子を確認したと発表した。 収量に関わる遺伝子の同定(確認と決定)は極めて重要 […]