SIPのゲノム編集で、数年かかるイネやカンキツの品種改良が1年でできる可能性

愛媛大学大学院農学研究科と農研機構のグループは、イネの遺伝子改良を可能にする新たな技術を開発した。この技術は、イネ以外の植物、例えばカンキツなどでも応用可能。

すでに、カネカと農研機構は細胞に酵素を撃ち込み、狙った遺伝子の働きを抑える技術を開発。理化学研究所は日本たばこ産業(JT)などと細胞実験に成功。これまで数年かかった品種改良を1年以内にできる可能性が出てきている。

この研究は内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「次世代農林水産業創造技術」として進んでいる。