大分県、水田の畑地化で園芸品目への生産転換を支援。

大分県は、「おおいた農林水産業活力創出プラン2015」を着実に展開するため、具体的な取り組みと数値目標を明記した「アクションプラン2020」を策定。

アクションプラン2020は、農林水産業それぞれに目標を設定。目標に向けた支援策を明記。
農業分野では(1)水田の畑地化による高収益な園芸品目等への生産転換、(2)全国トップレベルの肉用牛産地づくり(おおいた和牛日本一プロジェクト)を掲げる。
(1)に対しては、
・畑地化用農地提供者に対し、これまで10aあたり2万円だった協力金を3万円に増額
・水稲からの転換者の露地野菜販売額が生産原価を下回った場合の次期作付け費用の助成
・大規模露地野菜産地を育成する機械化一貫体系の導入
などの支援を用意。
(2)に対しては、
・新規就農者の初期投資を軽減する繁殖雌牛導入・畜舎整備への助成
・肥育預託制度(畜産公社)への支援拡充
・公共牧場の再活用等による企業参入の促進
などを掲げている。
また、スマート農林水産業の実現に向け、ドローンの活用やモニタリングシステムの導入を挙げている。

参考リンク:大分県