2020年産の荒茶生産量は7万tを下回る。

2020年産の生葉生産量は32万8,800t。荒茶生産量は前年比1万1,900t、15%減の6万9,800t。

全国の栽培面積は前年比1,500ha減の3万9,100ha、10aあたりの生葉収量は959kg。
都道県別の荒葉生産量は、静岡県が2万5,200tで全体の36%を占め全国1位。次いで鹿児島県(2万3,900t/同34%)、三重県(5,080t/同7%)、宮崎県(3,060t/同4%)、京都府(2,360t/同3%)。
都道府県別の10aあたりの生葉収量は、鹿児島県が1,490kgで最も多く、次いで宮崎県(1,350kg)、鳥取県(1,080kg)、奈良県(1,060kg)、三重県(952kg)。
都道府県別の摘採延べ面積は、静岡県が2万9,000haで最も多く、次いで鹿児島県(2万5,100ha)、三重県(5,220ha)、宮崎県(3,270ha)、福岡県(2,640ha)。
生産量の減少は、4月の天候により芽伸びが抑えられたことに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響で需要が減少し、二番茶以降の収穫を行わないなどの動きがあったため。

参考リンク:農林水産省