イ草の作付面積は10年間で53%減っている。
イ草の作付面積は424haとなり前年より52ha(11%)減で、10年前より475ha(53%)の減少。収穫量は6,300tとなり前年より830t(12%)減で、10年前より5,200t(49%)の減少。
イ草の作付面積、収穫量は1995年より福岡県・熊本県の2県を「主産県」として調査している。
10aあたりの収量は1,490kgで、前年より10kg(1%)減。ただ、10年前は1,280kgなので、単位面積あたりの収量は増えている。
畳表の生産農家は同360戸、生産量は226万枚で、前年比2万4,000枚(10%)減。過去5年で1,360万枚から330万枚の減少。国内生産品は流通する畳表全体の22%で、残り78%にあたる804万枚は中国など海外からの輸入品が占める。
畳表は1996年には自給率が70%あったが、2000年には41%、2002年には27%に下落。以降は20%前後で推移。
参考リンク:農林水産省