農山村地域における寄り合いの開催回数/議題への取組状況、2020年農林業センサス。

全域が市街化区域および避難指示区域の農業集落を除いた13万8,243の農業集落を対象に、寄り合いの開催回数を調査。過去1年間に寄り合いを開催した農業集落は12万9,340集落(93.6%)。5年前と比べると516集落(0.4%)減少。回数では「1〜2回」が1万9,683(15.2%)、「3〜5回」が3万2,668(25.3%)、「6〜11回」が3万5,089(27.1%)、「12〜23回」が3万4,001(26.3%)、「24回以上」が7,899(6.1%)。また、寄り合いを開催しなかった農業集落は8,903あった。
寄り合いの議題(複数回答)では「環境美化・自然環境の保全」の回答が11万4,843(88.8%)、「農業集落行事(祭り・イベントなど)の実施」が11万2,704(87.1%)と高いのに対し、「再生可能エネルギーへの取り組み」が4,639(3.6%)、「定住を促進する取り組み」が3,932(3.0%)、「6次産業化への取り組み」が1,608(1.2%)と低い。
議題への取り組み状況では、「環境美化・自然環境の保全」の活動をした集落が11万391(96.1%)、「農業集落行事(祭り・イベントなど)の実施」が10万7,256(95.2%)、「農業集落内の福祉・厚生」が6万8,369(91.4%)、「グリーン・ツーリズムの取り組み」が2,513(87.7%)、「6次産業化への取り組み」が1,394(86.7%)などとなっている。

参考リンク:農林業センサス(農林水産省)