米粉専用品種の増産を支援。

パンや麺への加工に向く、需要が見込める米粉専用品種の生産を促進する支援を拡大。
種子の増産を支援する事業で機械・施設の導入費への補助や、専用品種への新たな転作助成などを講じ、2030年度までに生産量を現状の約3倍にあたる13万tにする目標を掲げる。

対象者は、米粉用米の種子生産者、農事組合法人、JA、農家でつくる団体など。
対象品種は、パンや麺への加工に向いている「ミズホチカラ」、「ふくのこ」、「亜細亜のかおり」、「笑みたわわ」などを想定。
対象となる機械・施設は、床土・種もみ処理施設、催芽機、育苗器、播種機、乾燥機、比重選別機などで、導入費用の半額を補助。種子消毒施設、包装施設などの種子種苗生産関連施設の場合、計画処理量1tあたり111万3,000円を導入の上限とする。
米粉専用品種への転作助成は、これまで米粉用米は標準単収の場合10aあたり8万円だったが、パン・麺用の米粉専用品種なら9万円に増額される。

参考リンク:令和4年度第2次補正予算の概要(農林水産省)