飼料生産のコンストラクター、規模拡大に支援。
国産飼料の生産拡大に向け、畜産農家から飼料生産を請負うコンストラクター(農作業受託組織)への支援を新設。
稲わらを含む全ての粗飼料、子実用トウモロコシ、大麦、大豆の濃厚飼料3品目に助成。
ただし、飼料用米は対象外。
支援は2022年度第2次補正予算の「国産飼料の生産・利用拡大事業(30億4,400万円)」で行う。
コンストラクターとは、畜産農家から飼料生産を請負う、農業法人やJAなどの外部組織。2023年産において、飼料の作付けや稲わらの収集を増やした面積に対し、10aあたり1万2,000円を助成。畜産農家と5年以上の契約を結び、裏作なども含めた延べ作付面積(稲わらの場合は収集面積)を前年度比で10%以上拡大することが要件となる。
また、新規参入の場合は、作業の受託や販売などを含めた飼料関係の売上高が、総売上の5%以上を占めること、稲わら以外の作付面積が北海道で20ha、都府県で10ha以上あることが求められる。稲わら収集のみの場合は、全国一律で40ha以上。
参考リンク:令和4年度第2次補正予算の概要(農林水産省)