上半期農機輸出実績、輸出額は4%減、半分を占める北米は6.3%増。
日本農業機械工業会は今年上半期(1-6月)の地域別農機輸出実績を公表。輸出額では、輸出額の半分を占める北米は増加したものの、ほかの地域はいずれも減少。
1-6月の農業機械の輸出額は、合計1,208億9,817万円で、対前年比96.4%と4%の減少。
地域別に農機輸出額を見ると、北米は604億4,447万円で輸出総額の半分を占め、対前年比106.3%となった。アジアは346億4,940万円で、対前年比95.3%、ヨーロッパは188億6,556万円で、対前年比78.9%と21%の大幅減。
機種別では、トラクタは合計4万8,594台で、対前年比93.3%。金額は825億4,202万円で、対前年比100.3%と微増だった。北米向けのトラクタ輸出台数も対前年比96.8%と減少したが、トラクタが大型化していることで金額は対前年比107.4%と増えている。アジアは台数、金額ともに増加した。