食品輸出は前年同月比30%増。
5月の農産物の輸出額は603億円。林産物・水産物をあわせた額は885億円となり、前年同月比212億円(31.6%)の増加。
輸出額の増加が大きかった品目は、「アルコール飲料(92億3,900万円/前年同月比139.2%増)」の大幅増。中でも「ウイスキー(36億8,300万円/同191.5%増)」、「日本酒(30億9,300万円/同164.4%増)」など大幅な増加が見られた。ほか、「牛肉(39億1,600万円/同202.7%増)」、「米菓を除く菓子(15億9,100万円/同71.0%増)」、「醤油(7億2,500万円/同66.3%増)」など加工品食品が好調。果実では「カンキツ(3,700万円/同44.9%増)」、「モモ(1億1,200万円/同36.9%増)」、「ブドウ(1億1,200万円/同25.7%増)」などが増加。
輸出先では中国が190億円で最も多く、次いで香港(156億円)、米国(133億円)、台湾(84億円)、ベトナム(43億円)が続く。
1〜5月累計は3,115億円。農林水産物全体では4,461億円となり、前年同期比32.2%の増加となった。
参考リンク:農林水産省