9月農林水産物輸出は21%増。年間1兆円越えが視野に。

2021年9月の農林水産物輸出額は前年同月比+21.4%の974億498万円。うち農産物は+26.2%の679億6,399万円。1〜9月の累計は+29.2%の8,312億9,108万円となり、このままのペースで輸出が伸びれば、年間輸出額1兆円越えも視野に入ってきた。

1〜9月累計で伸びが大きかったのは、「牛肉」+105.9%(373億3,348万円)、「くり」+178.9%(1億4,437万円)、「ぶどう酒」+152.7%(4億7,857万円)、「清酒」+87.5%(275億224万円)などが堅調。他に「いちご」+74.5%(29億5,681万円)、「温州みかん等」+75.9%(5億1,860万円)、「りんご」+63.2%(72億9,406万円)などが好調に推移。
前年同期比でマイナスになったのは、「レタス」−71.4%(814万円)、「米粉」−23.3%(2,718万円)など。
輸出先の上位3カ国は、農産物では1位香港(1,087億4,042万円)、2位中華人民共和国(1,009億5,625万円)、3位アメリカ合衆国(863億6,431万円)。

参考リンク:農林水産物輸出入統計(農林水産省)