食品輸出、4月は前年比4割増に。

4月の農林水産物・食品の輸出額は1,023億円で、前年同月比282億円(38.1%)の増加。アルコール飲料、牛肉、切り花などが大幅な増加を見せた。

アルコール飲料は107億8,700万円(前年同月比105.6%増)。うち、日本酒が32億5,100万円(131.9%増)、ウイスキーが51億8,100万円(123.5%増)、泡盛を含む焼酎が1億5,500万円(129.1%増)と大幅な増加。
畜産物は69億5,400万円(54.9%増)。なかでも牛肉が44億6,700万円で前年比213.6%プラスと大幅に増加している。他、豚肉が1億4,400万円(29.5%増)、鶏卵が4億9,400万円(3.0%増)と増加傾向だが、鶏肉が8,100万円(64.9%減)、牛乳・乳製品が17億6,700万円(21.2%減)と減少している。
穀物等は43億600万円(0.3%減)。援助米を除く米は4億7,600万円(18.2%減)。
野菜・果物等は29億2,200万円(9.7%増)。うち、青果物は13億3,500万円(9.7%増)。種別では、柑橘が2,000万円(67.9%増)、ブドウが900万円(37.4%増)、モモが200万円(37.1%増)など軒並み増加している。
花きは12億5,800万円(22.4%減)だが、切り花は1億3,200万円(107.1%増)と大きく増加している。

参考リンク:農林水産省