農業補助金・交付金の申請がネット経由で可能に。

農業補助金や交付金の申請などの行政手続きは、その都度多くの書類を作成し、窓口に届けに行く必要があり、申請者にとって大きな負担となっていた。政府は行政手続きのオンライン利用を原則化する「デジタル・ガバメント」の取り組みを推進。農水省は各種申請をオンラインで行うことができる電子申請システム「農林水産省共通申請サービス(eMAFF)」を構築し、4月より運用をはじめ、2020年度は(1)認定農業者制度、(2)経営所得安定対策等制度の、2手続きのオンライン申請を開始している。eMAFFによるオンライン申請は、自宅や職場のパソコン・スマートフォン・タブレット端末などからアクセスでき、各種手続きもワンストップで申請が可能。紙での書類管理が不必要になり、一度申請した情報が蓄積されると、他の申請でも情報が自動転記されるため入力作業が簡略化などのメリットがある。
eMAFFは2021年度より本格稼働を予定し、林業。漁業を含めた農水省の申請手続きオンライン化を順次拡大する予定。

参考リンク:農林水産省