飼料用米助成、多収品種への転換を促す。
飼料用米助成額は2024年産米から一般品種の単価が段階的に引き下げられ、助成水準が維持される多収品種への転換を促していく方針。
多収品種には、国の委託試験などにより、飼料用などに向けて育成され子実の収量が多いことが確認された21品種がある。
飼料用米の作付面積は2019年度から2020年度にかけ4万5,000ha拡大し、過去最高の11万6,000haとなったが、このうち多収品種は6,000haの拡大に止まった。
農水省は、多収品種に取り組む産地に向けたマニュアルを作成。品種選定、圃場条件などから、効率的な栽培体制づくりまでを網羅。多収品種の栽培を促していく。
参考リンク:米(稲)・麦・大豆(農林水産省)