JA女性総代の割合が初めて10%を超える。

JAの運営に参加する組合員の代表「総代」に占める女性の割合が、7月現在で前年比+0.4%の10.2%となり、初めて10%を超えた。理事・経営管理委員・幹事など役員の女性比率も+0.3%の9.4%、正組合員+0.2%の22.9%となり、過去最高となった。

総代は地区ごとに定数が決められていて、3年毎に正組合員から選ばれる仕組み。JA全中は女性の運営参画目標や具体的な数値目標を設定するようJAに呼びかけている。数値目標を設定しているJAは、正組合員が前年比+3.1%の37.9%、総代が同+2.2%の66.9%と増加傾向にあるが、役員は−0.5%の91%。また総代や理事に女性枠を設けるなどをしており、女性比率を正組合員30%以上、総代15%以上、理事など役員15%以上にする目標を掲げている。
総代、役員、正組合員の3つの目標を達成しているJAは3増加し11に。また、いずれも未達成のJAは22減り295となった。

参考リンク:JA全国女性組織協議会