外来帰化アサガオやイヌホオズキ、アレチウリなどの警戒雑草情報パンフレットをウェブで公開。
水田や転作田で難防除雑草の侵入や増殖が多発している。特に近年の暖冬傾向などで、急速な勢いで発生する可能性も。従来のように作付け期間中の薬剤散布だけでは防ぎきれない雑草が多く、秋冬の間も、見回りや薬剤散布、抜き取りなどの対策を徹底し、次作以降の発生を減らすことが重要。
難防除雑草の侵入や増殖は、外来雑草の増加、大規模化による防除時期の遅れ、耕作放棄地の増加、薬剤抵抗性を持つ雑草の増加などが原因となっている。
農研機構では、拡大の可能性がある難防除雑草を中心に、その特徴や対策を「警戒雑草情報パンフレット」シリーズとして、水田や大豆畑の警戒種ごとにホームページで公開している。
水稲では「雑草イネ」や「漏生イネ」、転作の大豆では、外来の帰化アサガオやヒロハフウリンホオズキ、アレチウリなどの防除パンフレットがある。