訪日外国人旅行者が年間で3,000万人を超える時代、無視できない絶対菜食主義者「ヴィーガン」。
訪日外国人旅行者の数が年間で3,000万人を超える現在、訪日外国人旅行者の約5%が「ベジタリアン」といわれている。その中には絶対菜食主義者とも完全菜食主義者とも呼ばれる「ヴィーガン」も含まれている。「ベジタリアン」メニューやイスラム教で許されている食べ物「ハラル」については、国内でも提供できるお店が増えてきたが、乳製品も卵も拒絶する「ヴィーガン」に関しても官民での対応が始まった。
ジェトロでは海外のヴィーガンシェフを招いて、健康食材のPRイベントを行ったり、ヴィーガン対応に関する有識者を招いてセミナーを開催するなど、ヴィーガンに対して積極的に動いている。官公庁の食堂でもヴィーガン用メニューを用意するところもあり、民間でも国際空港やホテルをはじめとしてヴィーガンに対応をしているレストランが増えている。