2021年農業構造動態調査。

農業構造動態調査。

農業経営体数は前年比−4.2%の103万900。個人経営体は−4.4%の99万1,400に対し、団体経営体は+2.9%の3万9,500。団体経営体のうち会社法人は900増の2万900、農事組合法人は200増の7,500となり、団体経営体に占める法人経営体の割合が80%となった。
経営耕地面積規模別の増減率は、前年に比べ北海道で「100ha以上」+21.4%、「50〜100ha」+6.8%、「30〜50ha」+5.2%、都府県で「10〜20ha」+5.1%、「20〜30ha」+3.3%、「30ha以上」+1.4%、「5〜10ha」+0.9%となり、規模の拡大がみられた。また、10ha以上の経営体は56.4%を占めた。
1経営体あたりの経営耕地面積は、北海道が+0.6haの30.8ha、都府県が+0.1haの2.2ha。
農産物販売金額規模別は、「1億円以上」+6.3%、「5,000万〜1億円」+6.1%、「3,000〜5,000万円」+4.0%、「1,000〜3,000万円」+1.5%となり、前年に比べ1,000万円以上が増加。
農業労働力は、個人経営体の基幹的農業従事者が−4.5%の130万2,100人に対し、団体経営体の役員・構成員は+1.5%の8万2,400人。また、農業経営体の常雇い数は−5.8%の14万7,700人。

参考リンク:令和3年農業構造動態調査結果(農林水産省)