日本女性の青果物消費は、他国に比べ非常に少ない。
アジアや米国、オーストラリアなど10カ国・地域での調査で、日本女性の青果物消費が野菜で7位、果実で10位と非常に低いことが判明。
日本、米国、オーストラリア、タイ、フィリピン、インド、インドネシア、ベトナム、中国、台湾に住む25〜59歳の女性を対象に調査。
「毎日野菜を食べる」と回答した割合が最も多かったのは、75%のベトナム。次いでインド、中国、インドネシア、台湾、タイと続き、日本は53%で7位。日本の女性の半数近くが野菜を摂らない日があると考えられる。
「体によいと聞いて思い浮かぶ野菜を最大5つ挙げる」では、ホウレンソウ、ニンジン、ブロッコリーが半分以上の国で挙げられた。最も選ぶ野菜として多く選ばれたのは、日本、中国ではトマト、台湾はキャベツ、米国はニンジン、オーストラリアはブロッコリーだった。
「毎日果実を食べる」と回答した割合が最も多かったのは、62%のベトナム。次いでインド、中国、インドネシア、フィリピン、台湾、オーストラリア、タイ、米国と続き、日本は16%で最下位。調査国で唯一30%を割っていた。
「体によいと聞いて思い浮かぶフルーツを最大5つ挙げる」では、リンゴ、バナナ、オレンジが半分以上の国で挙げられた。中国など6カ国・地域ではリンゴが最も多く選ばれたが、日本では1位バナナ、2位リンゴだった。