2021年6月食品の輸入状況。
6月の農産物輸入は金額ベースで6,319億2,598万円。
1〜6月累計は3兆3,274億6,888万円(前年比+3.8%)。食肉前年同月比−5.0%、酪農品・鳥卵−3.3%、穀物+15.7%(数量ベースでは−3.9%)、果実−4.7%、野菜(生鮮・冷蔵)+10.4%(数量ベースでは−0.5%)など軒並み前年比割れ。
食肉では、牛肉(352億1,760万円/前年同月比−2.5%)、豚肉(404億2,097万円/−6.5%)、鶏肉(90億8,583万円/−9.4%)。食肉加工品ではハム・ベーコン(3億8,749万円/−41.4%)、牛の調整品(水煮)(7,035万円/−55.7%)など大幅減。
酪農品では、ホエイ(乳幼児用)(1億6,196万円/−64.4%)、脱脂粉乳(2億4,300万円/−52.7%)など軒並み大幅減。
穀物では、ライ麦(1億4,381万円/+28.1%)、オート(2億6,515万円/+28.1%)など軒並み増加。
果実では、スイカ(生鮮)(1,916万円/+50.0%)、さくらんぼ(生鮮)(25億1,331万円/+34.8%)など大幅増だが、グレープフルーツ(生鮮・乾燥)(7億8,538万円/−36.1%)など大幅減のものも。
野菜では、ハクサイ(638万円/−86.2%)、結球キャベツ(5,992万円/−41.6%)など減少したものが多いが、レタス(結球のもの除く)の757万円/+247.3%など増加したものも。
参考リンク:農林水産物輸出入統計(農林水産省)