食肉の自給率が上昇。
新型コロナウイルス禍などの影響で食肉の輸入が減少し、重量ベースでの牛、豚、鶏の自給率が前年を上回り合計で前年より1.7%増加の59%になった。
牛肉は、国内生産が33万5,559t(前年比1.8%増)。輸入が59万992t(同5%減)で自給率は36.2%。前年(国内32万9,654t/輸入62万2,354t/自給率34.6%)より1.6%の増加。カナダ(前年比13.9%減)とオーストラリア(同12%減)からの輸入減少に対し、自宅での食事機会の増加により国産牛の販売が好調だったため。
豚肉は、国内生産が91万6,655t(前年比1.5%増)。輸入が88万3,985t(同7.3%減)で自給率は50.9%。前年(国内90万2,919t/輸入95万3,112t/自給率48.6%)より1.4%の増加。50%台の回復は4年ぶり。
鶏は、国内生産が166万3,186t(前年比0.8%増)。輸入が55万2,832t(同3.4%減)で自給率は75%。前年(国内165万389t/輸入57万2,118t/自給率74.2%)より0.8%の増加。国内生産は10年連続増加し過去最多を更新。
参考リンク:農畜産業振興機構