静岡新茶、2年ぶり初取引。
昨年、新型コロナウイルスの影響で中止となっていたため、静岡茶市場での新茶の初取引が2年ぶりに開催された。
感染症対策として、事前申請者のみ入場と来場者を制限したため、生産者、茶商ら参加者は例年の約2割にあたる約170人。ビニール手袋とマスク着用での取引となった。
2〜3月に気温が高かったため成育が早く、過去最も早い開催。取扱数量は県内産が3,294kg、宮崎、鹿児島など県外産が1万5,175kgで一昨年より多い数量が上場された。平均単価は県内産が4,207円/1kg、県外産は2,105円/1kg。
手もみ茶の最高額は、富士宮から出品された108万円/1kg。108歳を意味する「茶寿」にかけた値段を提示し、そのままの値段で決定した。
ほか、清水は高値8万8,888円〜安値6,700円、天竜・北遠は3万5,000円〜2万5,000円、富士は3万2,000円、静岡市美和は1万6,000円、静岡市しづはたは1万5,000円〜5,000円、磐田は5,700円〜2,000円。
県外産では鹿児島産が3,600円〜1,200円、宮崎産が2,500円〜2,100円。
参考リンク:静岡茶市場