2020年度スマートグリーンハウス展開推進事業報告書。
データ駆動型農業を実践した施設園芸「スマートグリーンハウス」を全国に波及させる活動を行っている日本施設園芸協会が、従来型からの転換に取り組んだ産地で得られた手法や成果、各地で行われた研修などの推進事業をまとめた報告書の2020年度版を公開。
事業は(1)スマートグリーンハウス転換の取り組みなどの情報発信、(2)先進的な取り組みを行っている生産者ネットワークの形成や栽培・経営指導、データ収集・分析、手引きの策定、(3)指導者育成のための研修、人材育成カリキュラムの策定、教材の検討、(4)スマートグリーンハウス普及のため、技術導入コスト・ランニングコストの低減に関する情報収集と事例紹介、技術発信の4項目に分かれる。
(1)の情報発信では、YouTubeでチャンネル開設と、セミナーでの講演や導入事例などの動画を公開。
(2)のデータ収集・分析では、スマート化システムの導入・活用に関し全国で実施した実態調査・事例調査のとりまとめ。
(3)の研修・人材育成では、全国で開催された「スマートグリーンハウスセミナー」の実施内容やアンケート調査の結果をとりまとめ。
(4)の低コスト化技術の収集・発信では、実際の設置事例を紹介。
参考リンク:日本施設園芸協会