コロナ禍での果物摂取量、20代で1割増。

新型コロナウイルス感染拡大の中、20代男女の12.9%が、果物の摂取が「増加した」と回答。特に20代女性は16.4%と高い。また、果物の摂取量が多いほど「増加した」の割合が高く、毎日200g以上食べる層では21.2%となった。

調査は全国の20代〜60代の消費者男女計2,000人に対しインターネット上で実施。消費者の果物摂取の現状や購入行動などの把握を目的とし毎年実施。2020年度の調査では、新型コロナウイルス感染拡大の影響を問う設問が追加された。
「新型コロナウイルス感染拡大に伴って、果物の摂取量は変化しましたか」の問いに対し、全体では「変わらない(85.8%)」が最も多く、次いで「増加した(8.7%)」、「減少した(5.5%)」。
年代別では、「増加した」が最も多いのは20代(12.9%)。最も少ないのは50代(6.2%)。年代×性別で「増加した」が最も多いのは20代女性(16.4%)。最も少ないのは50代男性(5.2%)。
摂取量の増加理由(複数回答)としては「健康増進のため(51.1%)」が最も多く、次いで「免疫力・抵抗力の強化のため(48.3%)」、「家で食事やおやつを食べることが増えたから(47.1%)」。性別で見ると男性は「健康増進」が高く(57.3%)、女性は「免疫力・抵抗力」が高い(54.3%)。
中央果実協会が実施。

参考リンク:中央果実協会