2021年産米の作付け転換に10aあたり4万円の助成(水田リノベーション事業)。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で主食用米の需要が減少。水田農業を新たに需要拡大が期待される作物を生産する農業へと刷新するために、農林水産省は「水田リノベーション事業」に取り組む。
対象となる水田は、水田活用の直接支払交付金の交付対象水田と同じ。対象となる作物は2021年産(基幹作)の、
・輸出用米、輸出向けパックご飯の原料用米や、輸出向け日本酒の原料用米など新市場開拓用米
・加工用米
・野菜など輸出/加工・業務用の高収益作物
・麦、大豆
これらに対して、取組面積に応じて10aあたり4万円を支援。また、食品製造事業などに向け、輸出に必要な機械・施設の整備や切り替えのために必要な費用の2分の1以内を支援。
支援を受けるには、事業に基づいて地域協議会が策定したプランに参画し、定められた低コスト生産等の取組メニューのうち3つ以上を行うことが条件。
参考リンク:農林水産省