中山間地域等の集落生活圏を支える「小さな拠点」は全国で1,267カ所形成。
中山間地域等で、医療・介護・買い物・公共交通・教育など地域住民の生活に必要なサービス機能やコミュニティ機能を維持・確保するための拠点施設が一定程度集まっているエリア「小さな拠点」。前回調査より86カ所増え1,267カ所形成されている。
市町村版総合戦略に位置づけのある小さな拠点を形成している市町村は、前年より21増え351市町村。2016年の191から4年間で160増加。
拠点数が最も多い都道府県は鹿児島県の151カ所、次いで島根県93カ所、熊本県81カ所、大分県63カ所。
小さな拠点の集落生活圏人口(対象としている日常生活圏に暮らしている人口)は全国計303万4,222人で、平均すると1カ所あたり2,395人。また運営する組織がある拠点は1,104カ所で、うち「法人格のない任意団体」は86%。
拠点にある主な施設(複数回答)は「バス停留所(1,813)」が最も多く、次いで「郵便局(1,683)」、「食料品・日用品販売店(1,625)」が続く。
参考リンク:内閣府