生鮮野菜の輸入は、2か月連続対前年比マイナス、5万7,294t。
タマネギ、ニンジンなど生鮮野菜の輸入量は5万7,294tで前年同月比6.1%減となり、前月(5.6%減)に続き2カ月連続のマイナス。冷凍・塩蔵・乾燥野菜を含めた野菜輸入量は21万1,777t(3.8%減)で、7カ月連続で前年を割り込んでいる。
輸入量上位5品目は、タマネギ(1万9,876t/前年同期比11.7%減)、ニンジン(8,378t/同11.4%増)、ネギ(6,194t/同1.8%増)、ゴボウ(4,575t/同0.9%減)、ジャンボピーマン(2,546t/同6.4%減)。全体ではニンジン、ネギ、ニンニクなど10品目でプラスになったが、他は全てマイナス。
新型コロナウイルス感染の影響で2〜6月は29〜15%減と大幅なマイナスを記録し、7月(5.3%増)、8月(4.3%増)にプラスに転じていた。生鮮野菜の輸入量は前月の5万2,547tから4,747t増加しており、また冷凍・塩蔵・乾燥野菜を含めた野菜輸入量も前月より1万5,537t増加している。
輸入先国上位3カ国は順に中国(12万3,739t)、米国(3万5,578t)、韓国(3,265t)。中国・韓国は主に生鮮野菜、米国は冷凍ばれいしょ、トマト加工品などが主品目。
参考リンク:ベジ探(農畜産業振興機構)