100歳以上の高齢者の総数は8万人を初めて超える。

毎年9月15日の「老人の日」に、その年度中に100歳に達した・達する見込みの高齢者は、お祝い状と記念品を受け取る。今年度の対象者は、前年度比+4,797人の4万1,802人。また、住民基本台帳に基づく100歳以上の高齢者の総数は前年比+9,176人の8万450人と、初めて8万人を超えた。

100歳以上の高齢者は1963年に1,000人を超え、1998年には1万人を超えた。2012年には5万人に達し、2020年に8万人を超えた。このうち、女性は全体の約88%にあたる7万975人。
居住地別にみると、東京都の6,694人が最も多く、次いで神奈川県(4,362人)、大阪府(4,116人)、北海道(3,867人)、福岡県(3,524人)が続く。人口10万人あたりで比較すると、島根県の127.6人が最も多く、次いで高知県(119.77人)、鳥取県(109.89人)、鹿児島県(108.86人)、山口県(100.52人)が続く。
国内最高齢者は、男性が奈良県奈良市在住の110歳、女性が福岡県福岡市在住の117歳。

参考リンク:厚生労働省