手間がかかる有機栽培を簡単に実践。「バイオロジカルファーミング(BLOF)理論」に基づく有機栽培を実践できる営農支援クラウドサービスの提供開始。
手間がかかる上に品質や収量が安定しにくい有機栽培。これらの問題を解決し、高品質・高収量が可能となる「バイオロジカルファーミング(BLOF)理論」に基づいた有機栽培を簡単に実践できるクラウドサービス「BLOFware.Doctor」の提供を開始。
BLOF理論とは、
(1)植物の細胞を作るアミノ酸の供給
(2)生命維持に不可欠なミネラルの供給
(3)生育・施肥を支える土壌の形成
の3点に分けて科学的かつ論理的に営農する有機栽培技術。この技術により高品質・高栄養価・高収量・安定生産を実現するが、これを実践するには高度な専門知識とスキルが必要だった。ジャパンバイオファームとNTTコムウェアが共同開発した「BLOFware.Doctor」は、パソコンやタブレット端末を利用することで、栽培作物別の最適な土壌成分バランスに基づいた施肥設計が可能。
他にほ場情報や肥料情報の管理、営農作業の実施状況を記録・管理、BLOF理論有識者のインストラクターによるアドバイスを受けられるなどのサービスが受けられる。
今後は最新のノウハウ取り込みやデータ分析により、インストラクターアドバイスの高度化や自動化に取り組み、生産から販売まで総合的に支援するサービスの提供を目指す。
参考リンク:NTTコムウェア