2020年秋の農作業安全確認運動が始まる。
重要推進テーマは「見直そう!農業機械作業の安全対策」。特に乗用型の農業機械作業における転落・転倒死亡事故の大幅減少を目指す。
2017年に211件あった農作業機械作業中の死亡者数を2022年に半減させる目標を掲げ、農水省が推進する農作業安全確認運動。2020年からの3年間を集中対策期間とし、春(3~5月)と秋(9~10月)を重点期間として運動を展開。
9月から始まった運動の重点推進テーマは「見直そう!農業機械作業の安全対策」。2019年に作業機付きトラクターの公道走行が可能になったことを受け、灯火器の設置が必要なことや安全フレーム・シートベルトのない機種への追加装備や買い替え推進などを啓発。乗用型農業作業機械のシートベルト・ヘルメットの着用徹底により、2017年に91件あった転落・転倒死亡事故の大幅減少を目指す。
具体的な取り組みとしては、農作業安全ポスター配布や現場での取組みを後押しするテーマごとの動画作成などを行う。動画は農業者が参加する会議、集会、講習会やイベントで利用し、農業者の安全意識の向上を図る。
参考リンク:農林水産省