温州ミカン2020年産は4%増の78万tと予想。
農水省が2020年産温州ミカンの予想生産量を発表。2020年産は78万tの予想で、2019年産実績より4%増。
自然災害などの影響で74万7,000tと生産量が伸びなかった2019年産に比べ、2020年は産地によるばらつきがあるものの全国的には十分な着花量が確保され、前年比3万3,000t増になると予想。
時期別の予想生産量では、早生温州は2019年実績の45万tから7,000t減の44万3,000t。うちハウスミカンは前年と同等の1万9,000t、極早生は1,000t減の12万5,000t。普通温州は4万t増の33万7,000tを見込む。
今後は高品質果実の安定した生産・出荷が重要とし、品質向上対策の推進、適正着果量の確保、優良品種への計画的な植え替えの推進などの取組みのほか、輸出による販路拡大などへの対応を生産農家に対し求めていく。
参考リンク:農林水産省