「飼料米多収日本一」2019年度受賞者が決定。
飼料用米の本作化を推進するため、飼料用米の多収栽培の優れた取り組みを表彰する「飼料米多収日本一」。主催の農水省と日本飼料用米振興協会は、2019年度の受賞者を発表。
全国の飼料用米生産者のうち、多収品種の作付面積が1ha以上で、生産コスト低減に取り組む生産者が応募、審査委員会の審査を経て、「単位収量の部」と「地域の平均単収からの増収の部」ごとに各賞を選出。2016年度から実施され、今回が4回目。
賞は最高賞の「農林水産大臣賞」ほか「政策統括官賞」「全国農業協同組合中央会会長賞」「全国農業協同組合連合会会長賞」「協同組合日本飼料工業会会長賞」「日本農業新聞賞」の6賞。
19年度は「単位収量の部」が「べこあおば」を1.1haで栽培し10aあたり940kgを実現した奈良県奈良市の相澤正之氏。「地域の平均単収からの増収の部」が「ミズホチカラ」を8.5haで栽培し10aあたり338.6kg上回った佐賀県白石町の法人アグリイワナガが選出された。