緊急防除を迅速化。9種類の事前周知期間を短縮。
病害虫・病原菌の蔓延防止のため国が主導して封じ込め措置をする「緊急防除」。
4月に植物防疫法が改正されたのを機に、9種類の病害虫を対象に作成・公表する「緊急防除実施基準」を見直し、告示から開始までの周知期間を、これまでの30日間から10日間に短縮。
緊急防除実施基準が定められた病害虫は、
・ミバエ類 ウリミバエ
ミカンコミバエ種群
クインスランドミバエ
チチュウカイミバエ
・コドリンガ
・アリモドキゾウムシ
・イモゾウムシ
・火傷病菌
・カンキツグリーニング病菌
の9種類。これらは、過去に緊急防除を実施したものや、侵入時に広がりが早いもの。田の病害虫に関しても、随時基準を定めていくとしている。
参考リンク:病害虫情報(植物防疫所)