生物多様性戦略を改定。保全の取組みを「見える化」。

「農林水産省生物多様性戦略」の改定を行い、生物多様性保全に資する農業者の取組みを、
消費者にも分かりやすくする「見える化」が推進される。

生物多様性保全の取組みとして、戦略では
1.生物多様性保全をより重視した農業生産の推進
2.生物多様性保全をより重視した農業生産技術の開発・普及
3.水田等からなる生態系ネットワーク保全の推進
4.生物多様性保全をより重視した畜産業の推進
5.都市農業の推進
を掲げる。また、これらを通じた農村の振興により、豊かな自然環境や良好な景観形成など、多面的機能の発揮を図るとしている。
農業者の取組みの努力を「見える化」することで、消費者への理解醸成を図り、消費拡大や適切な価格形成を促すとともに、農業の持続可能性の確保につなげたいとしている。

参考リンク:プレスリリース(農林水産省)