国産牛肉
2021年度(2021年4月〜2022年3月)の牛肉推定出回り量は前年比4.7%減の88万6,983t。国産牛、輸入牛ともに前年比マイナスとなったが、コロナ禍で輸入が滞ったため国産牛が割合を伸ばしている。国産牛の割合伸展は2年連続。
国産牛の推定出回り量は前年比−0.2%の32万7,600t。輸入牛は同−7.1%の55万9,383t。国産牛の割合は36.9%。前々年度は32万3,534t/34.5%、前年度は32万8,162t/35.2%なので、2年連続で国産牛の割合が増加している。
2021年は、新型コロナウイルス感染拡大から外食産業が大きく影響を受け、各月とも推定出回り量は前年同月を下回る。輸入牛は加えて貨物便の不足から輸入が減少。2022年3月は前年比28.1%の大幅な減少となった。このため国産牛は同5.2%の増加をみせた。
と畜数も、それまで減少傾向だったものが2020年から上昇に転じ、2021年は全体で105万5,654頭(うち、和牛48万3,999頭、交雑牛23万2,004頭)。
参考リンク:畜産の情報(農畜産業振興機構)