2028年には世界の穀物需要量が⼈⼝の伸び率を上回り増加

農林水産政策研究は1960年比で世界の人口は2.5倍となるが、穀物需要量は小麦3.2倍、米3.1倍、とうもろこし5.8倍、大豆9.3倍になるとの予想を発表。

予想によると、小麦の生産量及び消費量は現状と同様の傾向を維持し、アジアと欧州で約7割を占める。純輸入量は、アフリカ、アジア、中東において生産量の増加より消費量の増加が上回る。

米の生産量及び消費量は、アジアが8割以上占め、今後も拡大する。消費量はアフリカ、中東の総人口の増加により増加する。純輸入量は、特にアフリカ、中東で拡大する。純輸出量は、インド、タイに加えて、ミャンマー、カンボジアを中心に増加する。