アグリの樹は2年目を迎えます。
アグリの樹は、3分で読める、生産者の経営、生産、販売に役立つ農業ニュースを分かりやすく伝えることを目的に、2019年6月3日に配信を開始し、今日から2年目を迎えます。
いつもありがとうございます。
いま、日本の農業と農村の現実は、農業就業人口の減少、経営者の高齢化、労働力の確保問題等に直面しており、非常に厳しいと言われています。
さらに、今回の「新型コロナウイルス」の感染拡大の影響では、特に、外食向けに農作物を供給している生産者は苦境に立たされています。緊急事態宣言が全面解除されても、外食産業等が通常営業に戻るまでには時間がかかるとみられ、先行きへの不安が強まっています。
また、今回の新型コロナウイルスの世界的蔓延を通じ、食料確保を自国優先とし、輸出規制の傾向が始まっています。
このような時代背景の中でも、地域で存続していく農家は、時代を認識した「変化が出来る農家」です。
農業生産者は「国民の食料生産」に寄与している、さらに家族経営を通じて「地域社会」に貢献しているという目的・使命を強く持つことで自ずと「道は開ける」と考えます。
地域住民には、今回の新型コロナウイルス対策としての「新しい生活様式」の確立が求められていますが、生産者も又「新たな日常」を見据えた変革が求められています。
今回のコロナ禍を通じ、得られた変革のヒントの1つは、農産物の「販売戦略」を常に意識し、そのための「人脈構築」を図っておくことの重要性です。
即ち、今後、生産者は、農産物のマーケティング戦略とブランディング戦略「売れ続けていく仕組みづくり」を常に意識し、生産に取り組むことの大切さについて確信致しました。
2年目に入り、この様なテーマも含め、より良い農業情報を発信していく上で、取り上げて欲しいテーマ、ニュース等々ご意見を頂き、お役に立って参りたいと考えております。
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引き続きご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。
土 居 龍 一