環境負荷低減する「強い農業づくり」支援金。

環境負荷を低減するための施設整備やスマート技術の導入を進めるための「強い農業づくり総合支援交付金」。
2023年度は前年度予算比38億円増の164億円。

2023年度の支援交付金では、特定目的を重点的に支援する「特別枠」を拡大／新設。
・「みどりの食料システム戦略」推進枠（拡大）：30億円
　堆肥やバイオ炭の製造施設、ヒートポンプ、病害虫抵抗性品種の導入に向けた共同育苗施設などの整備を支援。
・スマート技術導入の推進枠（新設）：20億円
　暴風雪などに強い低コスト耐候性ハウス／畜舎のほか、施設内に設置する機器（環境制御装置、収穫ロボット、搾乳ロボット、分娩監視機、自動給餌器など）の導入支援。
・「戦略的な人材育成」枠（新設）：10億円
　農業法人などが新人職員の職場内研修（OJT）に使用する低コスト耐候性ハウスの整備を支援。
支援対象はJAや5戸以上の農家によるグループ。施設・設備導入費の半額以内を助成。

参考リンク：強い農業づくりの支援（農林水産省）