移住相談がコロナ禍で過去最多に。
都市住民の移住支援・情報提供を行なっている「ふるさと回帰支援センター」への2021年の相談件数が前年比+29%の4万9,514件と過去最高を記録。コロナ禍でオンラインセミナーの回数が増え、窓口相談とあわせて前年比+61%の562回と、こちらも過去最高に。
移住相談会やセミナーは「オンライン」、「対面」、そしてオンラインと対面を組み合わせた「MIX」が用意されている。内訳は、オンライン464回(82%)、対面43回(8%)、MIX55回(10%)。
2020年がコロナ禍によりセミナー開催数、相談数ともに落ち込んだが、V字回復した形となった。
オンライン開催が主流になったため、大都市圏以外の県が主催するセミナーの参加者が増加。最も参加者数が多かったのは広島県。次いで愛媛県、長野県が続く。広島県は移住希望者の窓口相談での傾向を分析し、ニーズに即したセミナーを開催することで参加者の人気を集めた。
相談者・セミナー参加者が希望する移住希望地では、オンラインでは1位が広島県、2位愛媛県、3位長野県、4位北海道、5位福島県。窓口相談では1位静岡県、2位福岡県、3位山梨県、4位長野県、5位群馬県。
参考リンク:ふるさと回帰支援センター