ジャンボタニシを電流でおびき寄せ、おびき寄せたら超音波で駆除
佐世保工業高等専門学校の柳生義人准教授(電気電子工学科)は、水田作物を食べ尽くしてしまうこともあるジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)を電気でおびき寄せ、超音波で駆除する方法を開発した。
この方法だと薬剤を使わないので土壌や他の生物への負荷もない。佐賀県で行った実証実験では有機レンコン園地に48ボルトの電圧を24時間流した結果、約600匹のジャンボタニシの捕獲に成功した。現場での実用化に向け、防除装置を設置できる水田や協力農家を求めている。