9月家計調査、食料支出は前年同月比3.5%マイナス。米の支出は6.3%マイナス。

消費支出は対前年同月比−1.9%で2ヵ月連続の減少。食料は外食が大きく減少するなど軒並みマイナスとなり2ヵ月連続で減少。

二人以上の世帯の消費支出は26万5,306円で前年同月比−1.9%(うち勤労世帯:29万5,779円/−3.0%、無職世帯:21万3,845円/−0.9%)。微減にとどまった無職世帯に対し勤労世帯の減少幅が大きい。
食料支出は7万6,673円で−3.5%(うち勤労世帯:7万8,019円/−4.7%、無職世帯:7万1,200円/−2.9%)。
品目別では、穀類(6,636円/−2.3%)、魚介類(5,587円/−6.2%)、野菜・海藻(9,165円/−4.0%)、油脂・調味料(3,694円/−2.4%)、飲料(5,137円/−0.5%)、酒類(3,554円/−15.4%)と軒並み減少。米は2,179円/−6.3%(うち勤労世帯:1,903円/5.1%、無職世帯:2,656円/−6.8%)。
食品でも果物(3,857円/+12.1%)特に生鮮果物が+13.1%と増加。全体では減少した飲料でもコーヒー・ココアのみ+10.6%と増加した。他に調理食品が1万1,497円/+7.7%と増加している。
外食(8,987円/−20.1%)は7月にプラスに転じたものの、8月(−13.4%)に続き2ヵ月連続減。勤労世帯(−20.3%)、無職世帯(−23.2%)共に2割以上の減少となった。

参考リンク:家計調査報告(総務省)