11月家計調査、食料支出は前年同月比1.7%プラス、米の支出は前年同月比4.7%マイナス。

消費支出は対前年同月比1.1%増で2カ月連続実質増加。食料支出も1.7%増で2カ月連続の実質増加だが、米は4.7%の減少となった。

二人以上の世帯の消費支出は27万8,718円で前年同月比1.1%増(うち勤労世帯:30万5,404円/1.6%増、無職世帯:23万3,146円/0.9%減)。10月に引き続き微増ながら回復基調。
そのうち食料支出は7万9,781円で同1.7%増(うち勤労世帯:8万2,510円/3.9%増、無職世帯7万3,401円/1.1%減)。食料品は酒類(3,793円/14.9%増)、麺類(1,540円/12.6%増)、肉類(8,146円/8.7%増)など、全般的に支出額が増えているが、米は1,847円/4.7%の減少(うち勤労世帯1,800円/5.8%増、無職世帯:1,908円/11.3%減)。ほか、パンが2,583円/1.2%減、菓子類が6,851円/1.2%減となった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きく出る外食は1万2,669円/13.8%減(うち勤労世帯:1万6,046円/10%減、無職世帯:6,656円/29.6%減)となった。

参考リンク:家計調査報告(総務省)