2018年農業の景気感は天候不順が響き、大幅低下
日本政策金融公庫が、融資先の農業者を対象に実施した平成30年農業景況調査の結果を公表
平成 30 年の農業景況 DI(注)は▲11.1 となり、前年の過去最高値+21.2から大幅に低下し、マイナスに転じた。天候不順や価格の低下なども影響、特に稲作(北海道)や養豚、採卵鶏などの業種で大幅なマイナスとなった。
また、今年の景況 DI 見通しは、稲作や畑作、キノコなどの業種で持ち直しの動きが見られ、+3.2 と再びプラスに転じる見通し。
注:DI(Diffusion Index=動向指数)とは、前年と比較して「良くなった」とする回答者の割合(%)から、「悪くなった」とする回答者の割合(%)を差し引いた値で、上向き、下向きといった方向感を捉える指標。