日本の3大農機展といわれている、岩手、山形、秋田の開催が、新型コロナウイルスの影響で中止に。

全国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、岩手県、山形県、秋田県で開催予定だった農機ショーの中止が発表された。

開催中止を決定したのは「令和2年度第75回岩手県全国農業機械実演展示会(主催:岩手県農業機械協会)」、「第97回山形農業まつり農機ショー(主催:山形県農機協会ほか)」、「第72回秋田県農業機械化ショー(主催:秋田県農業機械化協会)」。新型コロナウイルス感染症の拡大が止まらず、会場内の感染防止対策が十分に行えないことが主な理由。
岩手県全国農業機械実演展示会は戦後復興と食糧増産を目的とした「第1回農機具展示会」を1946年に開催して以来毎年開催していたが、はじめての中止。山形農業まつり農機ショーは農機ショーとしては全国最古。6月までに行政機関より終息宣言が出ない場合には中止、と4月に決定していた。秋田県農業機械化ショーは、「第143回秋田県種苗交換会」の協賛行事。例年通り協賛の依頼があったが、開催見送りを決定。